【2026年版】高配当株スクリーニング条件|独自8指標とS〜D評価基準

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【2026年版】高配当株スクリーニング条件|独自8指標とS〜D評価基準

高配当株を探すとき、配当利回りだけで銘柄を選ぶと「高利回りに見えるけれど、実は減配リスクが高い銘柄」まで候補に入ってしまいます。

そこで、ちくわストックでは一株配当・配当性向・売上高・EPS・営業CF・営業利益率・現金等・自己資本比率の8指標を使って、高配当株としての安定感をスコア化しています。

この記事では、日本株スクリーナーで使っている評価基準を、できるだけわかりやすく整理します。

特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資判断は自己責任でお願いします。

記事のポイント
  • 高配当株スクリーニングでは、配当利回りよりも「配当を続けられる力」を重視
  • 独自8指標をカテゴリ別に100点換算し、総合ランクをS〜Dで表示
  • スコアは銘柄選びの入口であり、最終判断には事業内容・決算・株価水準の確認が必要
ちくわくん

まずは保有銘柄や気になる銘柄のコードを入れて、どの指標が強くてどこに弱点があるのかを確認してみてください。

この記事の目次

高配当株スクリーニングとは?

日本株スクリーナーの分析入力画面。証券コードを入力して高配当株の8指標スコアを確認できる
証券コードを入力すると、8指標のスコアと総合ランクを確認できます。

高配当株スクリーニングとは、投資候補の銘柄を一定の条件で絞り込む作業です。

証券会社のスクリーニングツールでも、配当利回り・PER・PBR・時価総額などで銘柄を探せます。ただし、配当利回りは株価が下がるだけでも高く見えるため、「高配当株として安心できるか」までは判断しにくいのが難点です。

ちくわストックのスクリーニングでは、株価に左右されやすい指標だけでなく、企業の長期的な実力を確認します。

評価の視点確認する指標
株主還元一株配当、配当性向
成長性売上高、EPS
収益性営業利益率
キャッシュ創出力営業CF
財務健全性現金等、自己資本比率

この8指標を確認することで、配当を出している理由と、今後も続けられそうかを多面的に見られます。

一般的な条件との違い

一般的な高配当株スクリーニングでは、以下のような条件がよく使われます。

  • 配当利回り3%以上
  • 配当性向50%以下
  • 自己資本比率40%以上
  • PER15倍以下

これらは候補をざっくり絞るには便利です。一方で、直近1年だけの数字では、業績のブレ・過去の減配・不況時の対応・現金の積み上がり方までは見えません。

そこで当サイトでは、過去10年分の実績を中心に、増加回数・トレンド・ばらつき・直近の変化をスコア化しています。

比較項目一般的な条件検索ちくわストックの8指標評価
主な目的候補銘柄の抽出深掘り候補の優先順位づけ
評価方法条件を満たすかどうか各カテゴリを100点換算
見る期間直近データ中心原則として過去10年
重視する点利回り・割安感配当継続力・収益性・財務健全性
注意点高利回りの罠を拾いやすいスコアだけで投資判断はしない
ちくわくん

配当利回りは入口として便利ですが、それだけだと危ない銘柄も混ざります。スコアは「深掘りする順番を決めるための地図」くらいに考えています。

スコアの仕組み:8カテゴリを100点換算

日本株スクリーナーでは、各カテゴリの中に複数の評価項目があります。

各評価項目は以下の4段階で判定されます。

内部評価点数意味
EXCELLENT3かなり良い
GOOD2良い
PASS1許容範囲
FAILED0注意が必要

カテゴリごとに評価項目の点数を合計し、100点満点に換算します。そのうえで、8カテゴリの平均点から総合ランクを出します。

カテゴリ評価項目数
一株配当6
配当性向4
売上高5
EPS6
営業CF4
営業利益率6
現金等5
自己資本比率5
総合ランク基準見方
S70以上高スコア。強みが多いが、株価水準や事業リスクの確認は必要
A60以上深掘り候補。弱点の理由を確認したい
B50以上気になる点が複数ある可能性。慎重に確認
C40以上弱点が目立つ可能性。理由の確認を優先
D40未満スコア上はかなり慎重に見たい水準

スコアは「Sだから買う」「Dだから絶対にダメ」と判断するためのものではありません。決算短信・事業内容・株価バリュエーションを確認する前の、一次スクリーニングとして使います。

データの扱い

スコア計算では、原則として予想データを除外し、実績データでトレンドやばらつきを評価します。

ただし、以下は例外です。

  • 配当性向の「直近配当性向」は、会社予想があれば予想値を優先
  • 配当利回り・PERは、表示用指標として予想値を優先
  • PBRは、最新実績のBPSを使って表示

配当性向で予想値を優先するのは、今後の配当が予想利益に対して無理のない水準かを見たいからです。

ちくわくん

長期の安定感は実績で見つつ、足元の配当余力は予想値も見ます。高配当株では、この両方の視点が大事ですね。

高配当株の評価指標と基準

ここからは、スクリーナーで使っている8つの評価指標を順番に解説します。

独自8指標

1. 一株配当 2. 配当性向 3. 売上高 4. EPS 5. 営業CF 6. 営業利益率 7. 現金等 8. 自己資本比率

評価指標1:一株配当

一株配当は、1株あたりに支払われる配当金です。高配当株投資では最重要のカテゴリです。

スクリーナーでは、配当金額の水準そのものではなく、減配していないか・増配傾向があるか・不況時にも維持できたかを見ています。

評価項目見るポイント高評価になりやすい条件
累進配当性毎年増配か、少なくとも減配なし毎年増配なら最高評価
減配回数過去の減配回数減配0回
増配トレンド長期的な増配傾向トレンドスコアが3.0以上
経済停滞時の減少リーマン期・コロナ期の減配有無対象期間で減配なし
最大下落幅過去最大の前年比下落率下落率0%
3年平均増配率直近3年のCAGR3%以上

リーマンショック期は2008〜2010年、コロナ期は2019〜2021年を確認します。該当年度のデータがない場合は、スコア上は減配なしとして扱います。

ちくわくん

高配当株では「今の利回り」よりも「減配せずに続けてきたか」を重視しています。配当の履歴は、企業の株主還元姿勢が出やすいですね。

評価指標2:配当性向

配当性向は、利益のうち何%を配当に回しているかを示す指標です。

高すぎると減配リスクが高まり、低すぎると株主還元に消極的な可能性があります。スクリーナーでは、30〜50%を理想的な水準として評価しています。

評価項目見るポイント高評価になりやすい条件
直近配当性向足元の配当余力30〜50%
平均配当性向長期の還元姿勢30〜50%
推移トレンド余力が悪化していないか低水準での上昇、または無理のない低下
ばらつき配当政策の安定感標準偏差5未満

直近配当性向は、予想値が取れる場合は予想値を優先します。予想の一株配当とEPSが取れる場合は、予想配当性向を補完して評価します。

ちくわくん

配当性向は高ければ良い指標ではありません。利益が伸びている中で、無理なく配当を出せているかを見ています。

評価指標3:売上高

売上高は、企業の基礎体力です。売上が長期的に伸びていれば、利益や配当の源泉が維持されやすくなります。

評価項目見るポイント高評価になりやすい条件
10%以上の減収大きな落ち込みがないか10%以上の減収がない
毎年の増収継続的に伸びているか毎年増収
連続の減収構造的な悪化がないか2期連続減収がない
増収回数期間中に何回増えたか10年なら8回以上
成長トレンド長期的な伸び方トレンドスコア3.0以上

成長トレンドは、単純な最初と最後の比較ではなく、長期的に右肩上がりかどうかを加味します。急に伸びた1年だけで高評価になりすぎないよう、トレンドの安定感も見ています。

ちくわくん

売上が伸びていない会社でも配当を出すことはできます。ただ、長期で配当を育てるには売上の土台も見ておきたいですね。

評価指標4:EPS

EPSは、1株あたり利益です。配当の原資になるため、減配リスクを見るうえで重要です。

評価項目見るポイント高評価になりやすい条件
成長トレンド利益が伸びているかトレンドスコア3.0以上
EPS安定性利益のブレが小さいか変動係数0.2未満
直近5年の増加回数足元で崩れていないか直近5回すべて増加
安定的な黒字赤字がないか期間中すべて黒字
長期の増加回数長期で増えているか8回以上
連続減少2期連続で悪化していないか連続減少なし

スクリーナーでは、EPSの赤字を重く見ています。高配当株では、利益が安定していないと配当維持の前提が崩れやすいためです。

ちくわくん

EPSは配当のエンジンです。配当だけ増えてEPSが伸びていない場合は、どこかで無理が出ていないか確認したいですね。

評価指標5:営業CF

営業CFは、本業でどれだけ現金を稼いだかを示します。

利益が出ていても、営業CFがマイナス続きだと配当の持続性には不安が残ります。スクリーナーでは、本業で現金を稼ぎ続けているかを確認します。

評価項目見るポイント高評価になりやすい条件
成長トレンド営業CFが伸びているかトレンドスコア3.0以上
安定的な黒字マイナスがないか期間中すべて黒字
CF安定性キャッシュのブレ変動係数0.3未満
直近の増加回数足元で改善しているか直近5回すべて増加

営業CFはEPSよりもブレやすいため、安定性の評価は少し緩めにしています。それでも、営業CFが継続的にマイナスになる銘柄は慎重に見ます。

ちくわくん

配当は現金で支払われます。利益だけでなく、実際にキャッシュが入ってきているかは必ず見たいポイントです。

評価指標6:営業利益率

営業利益率は、本業の稼ぐ力を示します。

スクリーナーでは、営業利益率の平均・トレンド・ばらつき・最小値を確認し、競争力と安定感を見ています。

評価項目見るポイント高評価になりやすい条件
平均値長期的な収益性10%以上
トレンド利益率が改善しているかトレンドスコア0.3以上
直近の乖離足元が平均を下回っていないか直近値が平均以上
ばらつき収益性の安定感標準偏差1.0以下
最小値不況時の底堅さ最小値10%以上
連続減少2期連続で悪化していないか連続減少なし

営業利益率が高く安定している会社は、価格競争に巻き込まれにくい、独自の強みを持っている可能性があります。

ちくわくん

営業利益率は「平均が高いこと」と「落ち込んだ年でも底堅いこと」の両方を見ています。ここが安定している銘柄は安心感があります。

評価指標7:現金等

現金等は、現金及び現金同等物のことです。企業の生存能力や投資余力を見るうえで重要です。

スクリーナーでは、現金が増えているかだけでなく、売上に対してどれくらいの現金を持っているかも確認します。

評価項目見るポイント高評価になりやすい条件
手元流動性比率何日分の売上相当の現金があるか90日以上
現金トレンド現金が積み上がっているかトレンドスコア2.0以上
10%以上の減少急減が多くないか0回
直近の増加回数足元で増えているか直近5年で2回以上
連続の減収直近で現金が減り続けていないか連続減収なし

現金は設備投資やM&A、自社株買いで減ることもあります。そのため、現金が減った理由は個別分析で確認します。

ちくわくん

現金が多い会社は、不況時の耐久力が高くなりやすいです。ただし、現金を使って成長投資しているケースもあるので、理由を見ることが大事ですね。

評価指標8:自己資本比率

自己資本比率は、総資産に占める自己資本の割合です。倒産リスクや財務体質を見る代表的な指標です。

評価項目見るポイント高評価になりやすい条件
直近レベル足元の財務体質60%以上
平均レベル長期的な財務体質60%以上
トレンド改善・維持できているかトレンドスコア0.5以上
連続減少財務悪化が続いていないか直近連続悪化なし
ばらつき財務の安定感標準偏差2.0未満

一般的には40%以上で健全、60%以上でかなり強い財務体質と見ています。ただし、金融業など業種によって水準が大きく異なるため、業種特性は個別分析で確認します。

ちくわくん

自己資本比率が高い会社は、財務面の安心感があります。一方で、業種によって目安が違うので、スコアだけで決めつけないようにしています。

スクリーニング実例:S評価とA評価の見方

ここでは、実際のスコアリングデータを使って、S評価とA評価の銘柄を見てみます。

S評価の例:中本パックス(7811)

中本パックス(7811)の日本株スクリーナー分析結果画面。総合S評価と8指標のレーダーチャートが表示されている
中本パックス(7811)のスクリーナー分析結果。総合S評価とカテゴリ別スコアを確認できます。

中本パックス(7811)は、スクリーナー上では総合S評価です。

評価カテゴリスコア
一株配当94
配当性向67
売上高87
EPS67
営業CF75
営業利益率50
現金等53
自己資本比率67
総合ランクS
※出典:ちくわストックスコアリングAPI(2026年4月時点のローカル取得データ)

一株配当・売上高・営業CFが高く、配当実績と成長性に強みがあります。一方で、営業利益率と現金等は相対的に控えめなので、個別分析では利益率の水準やキャッシュの使い方を確認したい銘柄です。

A評価の例:立川ブラインド工業(7989)

立川ブラインド工業(7989)の日本株スクリーナー分析結果画面。総合A評価と8指標のレーダーチャートが表示されている
立川ブラインド工業(7989)のスクリーナー分析結果。総合A評価とカテゴリ別スコアを確認できます。

立川ブラインド工業(7989)は、スクリーナー上では総合A評価です。

評価カテゴリスコア
一株配当94
配当性向58
売上高53
EPS72
営業CF75
営業利益率61
現金等60
自己資本比率80
総合ランクA
※出典:ちくわストックスコアリングAPI(2026年4月時点のローカル取得データ)

一株配当・EPS・営業CF・自己資本比率が高く、配当と財務の安定感が目立ちます。一方で、売上高スコアは53と控えめなので、成長性よりも安定性を重視して見る銘柄だと考えています。

ちくわくん

S評価やA評価でも、全指標が満点というわけではありません。レーダーチャートで弱いところを見つけて、そこを決算資料で確認するのが使い方のコツです。

日本株スクリーナーを使った実践ステップ

実際に銘柄を探すときは、以下の流れで使うのがおすすめです。

ステップ1:候補銘柄を集める

まずは、気になる銘柄をリストアップします。

候補銘柄の集め方

ステップ2:スクリーナーで8指標を確認する

候補銘柄が見つかったら、日本株スクリーナーに銘柄コードを入力します。

総合ランクだけでなく、8カテゴリのスコアとレーダーチャートを見ます。

ステップ3:弱点を個別に確認する

スコアが気になる水準だった銘柄は、弱いカテゴリの理由を確認します。

弱いカテゴリ追加で確認したいこと
一株配当減配の理由、配当方針、記念配当の有無
配当性向予想EPS、利益の一時要因、増配の無理がないか
売上高市場縮小、事業売却、成長投資の状況
EPS特別損益、構造的な利益低下、株式数の変化
営業CF売掛金や棚卸資産の増減、一時的な運転資金負担
営業利益率原材料高、価格転嫁、競争環境
現金等設備投資、M&A、自社株買い、借入金とのバランス
自己資本比率業種特性、有利子負債、財務レバレッジ

ステップ4:株価水準と事業内容を確認する

スコアは企業の実力を見るための入口です。実際に投資を検討する場合は、以下も確認します。

  • 事業内容と収益源
  • 競合との違い
  • 中期経営計画
  • 決算短信の業績予想
  • PER・PBR・配当利回りなどの株価指標
  • 保有ポートフォリオとのセクター分散
ちくわくん

スクリーナーは「調べる銘柄を効率よく選ぶ道具」です。スコアが良かった銘柄ほど、なぜ良いのかを自分で確認するようにしています。

高配当株スクリーニングでよくある質問

配当利回りをスコアに入れていないのはなぜ?

配当利回りは、株価によって毎日変わる指標だからです。

株価が大きく下がると、業績が悪化していても配当利回りだけは高く見えることがあります。そのため、スコアでは企業の実力を示す指標を中心に評価し、配当利回りはスクリーニング後の株価水準チェックで使います。

PERやPBRは見なくていいの?

PERやPBRも重要です。ただし、スコアには直接入れていません。

スクリーナーでは、まず配当継続力・収益性・財務健全性を見ます。その後に、PER・PBR・配当利回りを確認して、株価水準に無理がないかを判断します。

ROEやROAを入れていないのはなぜ?

ROEROAも、企業の効率性を見るうえで重要です。

ただ、スクリーニング段階では営業利益率・EPS・自己資本比率で収益性と財務体質をある程度確認できます。ROEやROAは、個別分析の段階で補助的に見ています。

全業種で同じ基準なの?

現時点では、全業種共通の基準で評価しています。

金融業は自己資本比率の見方が違うなど、業種ごとの特性はあります。そのため、スコアが低く出た理由が業種特性なのか、本当に弱点なのかは個別に確認します。

S評価なら買ってもいい?

S評価は、8指標の平均スコアが高いという意味です。特定銘柄の購入をすすめるものではありません。

実際には、株価水準・事業リスク・決算内容・ポートフォリオ全体のバランスまで確認する必要があります。S評価は「深掘りする価値がありそう」というサインとして使っています。

ちくわくん

スコアが高いほど安心、ではなく「確認すべきポイントが見えやすくなる」と考えています。最後は自分の投資方針に合うかどうかですね。

まとめ:高配当株は8指標で深掘り候補を絞る

ちくわストックの日本株スクリーナーでは、以下の8指標で高配当株を評価しています。

評価指標ポイント
一株配当減配履歴・増配トレンド・不況時の耐性を見る
配当性向30〜50%を理想に、無理な配当になっていないかを見る
売上高長期的な成長と大きな減収の有無を見る
EPS配当原資となる利益の成長と安定性を見る
営業CF本業で現金を稼げているかを見る
営業利益率本業の収益性と競争力を見る
現金等不況時の耐久力と投資余力を見る
自己資本比率財務の安定性と倒産リスクを見る

スクリーニングは、銘柄選びの最終判断ではありません。あくまで、たくさんの銘柄の中から深掘り候補を効率よく見つけるための第一段階です。

気になる銘柄があれば、まずはスクリーナーで8指標のバランスを確認してみてください。

ちくわくん

スコアを入口にして、気になる銘柄を一つずつ深掘りしていきましょう。高配当株投資は、焦らず淡々と確認するのが大事だと感じています。

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