インデックス投資で20年後には今の300万円が数千万円になってる!
なんてことはよく聞きます。
この話はよく複利の凄さを伝える時に出てきますが、これを高配当株の配当金に当てはめたらどうなるんだ?とふと思いました。
そこで、今回は自分の現状のポートフォリオの過去10年間の増配率を基準に、○年後に配当金がどれくらいもらえるのかシミュレーションして妄想していきたいと思います。
一種のエンタメとして妄想を一緒に膨らませていきましょう!
現状の高配当株ポートフォリオ
まず、私の現状の高配当株ポートフォリオですが、38銘柄で構成されています。
まだまだポートフォリオ作成途中ですが、具体的な銘柄は以下です。
ポートフォリオ(タップで開きます)
No | コード | 銘柄名 |
---|---|---|
1 | 1926 | ライト工業 |
2 | 1951 | エクシオグループ |
3 | 2003 | 日東富士製粉 |
4 | 2163 | アルトナー |
5 | 2169 | CDS |
6 | 2374 | セントケア・ホールディング |
7 | 3179 | シュッピン |
8 | 3231 | 野村不動産ホールディングス |
9 | 3817 | SRAホールディングス |
10 | 3924 | ランドコンピュータ |
11 | 4042 | 東ソー |
12 | 4202 | ダイセル |
13 | 4502 | 武田薬品工業 |
14 | 4743 | アイティフォー |
15 | 5105 | TOYO TIRE |
16 | 5357 | ヨータイ |
17 | 5970 | ジーテクト |
18 | 6381 | アネスト岩田 |
19 | 6432 | 竹内製作所 |
20 | 6785 | 鈴木 |
21 | 6957 | 芝浦電子 |
22 | 7438 | コンドーテック |
23 | 7817 | パラマウントベッドホールディングス |
24 | 7994 | オカムラ |
25 | 8015 | 豊田通商 |
26 | 8130 | サンゲツ |
27 | 8473 | SBIホールディングス |
28 | 8591 | オリックス |
29 | 8593 | 三菱HCキャピタル |
30 | 9065 | 山九 |
31 | 9069 | センコーグループホールディングス |
32 | 9233 | アジア航測 |
33 | 9381 | エーアイテイー |
34 | 9386 | 日本コンセプト |
35 | 9513 | 電源開発 |
36 | 9687 | KSK |
37 | 9769 | 学究社 |
38 | 9989 | サンドラッグ |
現状の配当利回りは4.33%で、年間予想配当金は33,467円(税引前)となっています。
そのほかセクター別の割合など具体的な内容については以下の記事で公開しているので、よければ見てみてください。
>> 【運用成績】2024年10月末のポートフォリオと予想配当金を公開
ポートフォリオの増配率
現状のポートフォリオの38銘柄の過去10年間の増配率を調べてみた結果、以下のようになりました。
- 平均増配率17.78%
- 標準偏差10.98%
個人的にはかなりびっくりな数値になりました。めちゃくちゃ高いなと。
増配率が17.78%もあれば、だいたい4年ほどで2倍になる計算です。
一方で、標準偏差も10.98%とかなり高めなので、上下のブレは大きいと予想されます。
それもそのはず、高いものだと脅威の増配率51.3%の日東富士製粉がある一方で、低いものだと武田薬品のように0.48%とほぼ横ばいのものもあるためです。
増配率の計算については、ザイマニで解説されていたCAGRを使用しています。
もしこの増配率が○年続いたら…
先ほどご紹介した増配率を用いて、今後このペースで増配が続いたらと仮定して、妄想していきたいと思います。
- 平均増配率17.78%
- 標準偏差10.98%
流石に17.78%だと(夢はありますが)高すぎるので、1標準偏差マイナスした6.8%と、日銀の物価上昇率目標の2%より少し高い3%も合わせて算出していきたいと思います。
増配率が5年続いた場合
現状の増配率が5年続いた場合に、毎年の年間配当金の推移は以下のとおりです。
17.78%の場合 | 6.8%の場合 | 3%の場合 | |
---|---|---|---|
現状 | ¥33,467 | ¥33,467 | ¥33,467 |
1年後 | ¥39,417 | ¥35,743 | ¥34,471 |
2年後 | ¥46,426 | ¥38,173 | ¥35,505 |
3年後 | ¥54,680 | ¥40,769 | ¥36,570 |
4年後 | ¥64,403 | ¥43,541 | ¥37,667 |
5年後 | ¥75,853 | ¥46,502 | ¥38,797 |
上記シミュレーションだと、増配率17.78%の場合で5年後には約倍ほどの76,000円ほどの年間配当がもらえます。
月額にすると6,321円になります。そこそこな配当金ですね。
この配当金であればスマホ代といくつかのサブスク代は賄えます。
でも実際は、6.8%か3%ぐらいがより現実的かなと思います。3%ぐらいが下限で、上限が6.8%の想定みたいなイメージでしょうか。
5年後に4万円弱〜45,000円強ぐらいは全然あり得ない話でもないと思います。
でもこうやってみると、やはり17.78%の増配率は増加幅が凄まじいなと感じますね。現状の倍以上に配当金が増えてますからね。
増配率が10年続いた場合
続いて、現状の増配率が10年続いた場合の年間配当金の推移は以下のとおりです。
17.78%の場合 | 6.8%の場合 | 3%の場合 | |
---|---|---|---|
現状 | ¥33,467 | ¥33,467 | ¥33,467 |
1年後 | ¥39,417 | ¥35,743 | ¥34,471 |
2年後 | ¥46,426 | ¥38,173 | ¥35,505 |
3年後 | ¥54,680 | ¥40,769 | ¥36,570 |
4年後 | ¥64,403 | ¥43,541 | ¥37,667 |
5年後 | ¥75,853 | ¥46,502 | ¥38,797 |
6年後 | ¥89,340 | ¥49,664 | ¥39,961 |
7年後 | ¥105,225 | ¥53,041 | ¥41,160 |
8年後 | ¥123,934 | ¥56,648 | ¥42,395 |
9年後 | ¥145,969 | ¥60,500 | ¥43,667 |
10年後 | ¥171,922 | ¥64,614 | ¥44,977 |
増配率17.78%のシミュレーションが凄まじいことになっていますね。
追加投資なしで、10年後には毎月14,000円ちょっとの配当金がもらえる計算になります。
増配率6.8%の場合でも、毎月5,000円を超えて良い感じです。
こうして見ると、年月が長くなるにつれて増配率の違いがかなり出てきているなという印象です。
3%と6.8%の数パーセントの違いでも10年後には、結構な差が開くんだなと個人的にはこの表を見て感じています。
まぁ倍以上違うので当たり前と言えば当たり前ですが。
増配率が20年続いた場合
最後は、20年後の年間配当金のシミュレーションです。
各年の推移はこんな感じです↓
年数 | 17.78%の場合 | 6.8%の場合 | 3%の場合 |
---|---|---|---|
現状 | ¥33,467 | ¥33,467 | ¥33,467 |
1年後 | ¥39,417 | ¥35,743 | ¥34,471 |
2年後 | ¥46,426 | ¥38,173 | ¥35,505 |
3年後 | ¥54,680 | ¥40,769 | ¥36,570 |
4年後 | ¥64,403 | ¥43,541 | ¥37,667 |
5年後 | ¥75,853 | ¥46,502 | ¥38,797 |
6年後 | ¥89,340 | ¥49,664 | ¥39,961 |
7年後 | ¥105,225 | ¥53,041 | ¥41,160 |
8年後 | ¥123,934 | ¥56,648 | ¥42,395 |
9年後 | ¥145,969 | ¥60,500 | ¥43,667 |
10年後 | ¥171,922 | ¥64,614 | ¥44,977 |
11年後 | ¥202,490 | ¥69,008 | ¥46,326 |
12年後 | ¥238,493 | ¥73,701 | ¥47,716 |
13年後 | ¥280,897 | ¥78,712 | ¥49,147 |
14年後 | ¥330,840 | ¥84,065 | ¥50,622 |
15年後 | ¥389,664 | ¥89,781 | ¥52,140 |
16年後 | ¥458,946 | ¥95,886 | ¥53,705 |
17年後 | ¥540,547 | ¥102,407 | ¥55,316 |
18年後 | ¥636,656 | ¥109,370 | ¥56,975 |
19年後 | ¥749,853 | ¥116,807 | ¥58,685 |
20年後 | ¥883,177 | ¥124,750 | ¥60,445 |
こう見ると、増配って夢がありますね〜
仮に17.78%の増配率が20年後まで維持された場合、年間配当金はなんと90万円弱まで増えます。笑
倍率で言うと、26倍です。笑
銘柄の買い増しなど何もせずにこれですからね。凄まじい伸びです。
でも、実は6.8%の増配率でも毎月1万円になりますし、3%だったとしても毎月5,000円になります。
増配率がそこまで高くなくても、年月が経てばそれなりの配当金が手元には入ってきそうです。
こんなに配当金が増えるのであれば、できるだけ割安な時に株を買って、あとは配当金を出し続けてくれることを祈りながら寝とくのが一番良いかもしれませんね。
ちなみに、17.78%の場合21年後には年間配当金が100万円を超えます。笑
まとめ:増配 is 神
今回は、現状のポートフォリオの平均増配率やその他の数値で、何年後にどれくらい配当金をもらえるかをシミュレーションしてみました。
結論、「増配 is 神」だなと。
もちろん、増配率17.78%なんてものをずっと維持されることはほぼないと思いますが、割と現実的とも言える3~6%ぐらいでも、年数を重ねればかなりの増配になることがシミュレーション結果から得られました。
あとは、業績が安定していて、今後も増配してくれそうな企業の株をできるだけ割安で買うことだけですね。
まぁ、そこが一番難しいんですが。
でも、今回のシミュレーションで少し夢が持てたので、今後もしっかりと銘柄選びをしていこうと思います。
皆さんの中にも、私のように今回のシミュレーションで少しでも夢を見られた方がいれば幸いです。
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