気になっている日本の優良高配当株の銘柄リスト

気になっている優良高配当株の銘柄リスト(ちくわストック)

ここでは、収益性が高く財務優良であり、高配当株の投資対象として検討したい銘柄をご紹介していきます。

すでに多くの方もマーキングしている銘柄もあるかと思いますが、みなさんと新しい銘柄との出会いがあれば幸いです。

ぜひご参考ください。

ちくわくん

これらのリストは随時追加していきます。(最終更新:2025/1/22)

特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資判断は自己責任でお願いします。あくまで、参考としてお役立ていただければと思います。

この記事の目次

特に気になっている高配当株銘柄

まずは、かなり投資先候補として気になっている銘柄をリストアップしていきます。

順番に特に意味はありません。

それぞれ企業の概要と当サイトのスクリーニング評価、気になっているポイントなどをそれぞれ簡単にまとめていこうと思います。

>> 【俺流】高配当株スクリーニングで優良銘柄を探す|8つの評価項目と基準を徹底解説

日本毛織(3201)

日本毛織(3201)のロゴ
出典:https://www.nikke.co.jp/
業種・セクター繊維製品
株価1,344円(1/15終値)
予想配当利回り3.13%(1/15終値ベース)

日本毛織(ニッケ)は、1896年創業の老舗繊維メーカーです。

主に衣料繊維、産業機材、人とみらい開発、生活流通の4つの事業を展開しています。

衣料では「NIKKE」ブランドで知られ、産業資材では不織布やフェルトなどが強み。

また、近年では不動産事業やショッピングセンターの運営にも進出し、多角的な事業展開を行っています。

日本毛織(3201)の所感

財務の盤石さに加えて、EPSの向上や営業利益率の改善など収益面でも評価できそうです。

また、個人的に繊維製品セクターがポートフォリオにないためセクター分散の意味もあり、かなり気になっています。

ちくわくん

株価が下がり、もう少し利回りがよくなったら、積極的に買いたいなと思っています。

日本毛織(3201)のスクリーニング評価
日本毛織(3201)の銘柄分析評価(ちくわストックのスクリーニング)

総合評価:68点(100点中)

>> 日本毛織(3201)

大倉工業(4221)

大倉工業(4221)のロゴ
出典:https://www.okr-ind.co.jp/
業種・セクター化学
株価2,990円(1/15終値)
予想配当利回り5.18%(1/15終値ベース)


大倉工業株式会社(本社:香川県丸亀市)は、1947年に創業したプラスチックフィルム製造会社です。

食品包装用フィルムに強みを持ち、独自技術による高機能フィルムは、食品の鮮度保持や賞味期限延長に貢献しています。近

年では、農業用フィルムや電子機器材料などの産業分野にも注力し、多様なニーズに対応する総合フィルムメーカーとして進化を続けています。

大倉工業(4221)の所感

何よりも現状の配当利回りの高さが魅力的。

売上高の伸びに若干の懸念はあるものの、財務も健全で配当実績もしっかりしていて優良株の1つと感じます。

ちくわくん

投資する際は、今後の成長がどこまで見込めるか判断していきたいですね。

大倉工業(4221)のスクリーニング評価
大倉工業(4221)の銘柄分析評価(ちくわストックのスクリーニング)

総合評価:56点(100点中)

>> 大倉工業(4221)

マックス(6454)

マックス(6454)のロゴ
出典:https://www.max-ltd.co.jp/
業種・セクター機械
株価3,605円(1/15終値)
予想配当利回り2.99%(1/15終値ベース)


マックス(6454)は、1942年創業のオフィス機器と住環境機器を主力とする日本のメーカーです。

ホッチキスや釘打機、タイムレコーダで高いシェアを誇り、特にホッチキスは代名詞的存在であり、特にホッチキスや釘打機で国内トップシェアを誇ります。

住環境分野では、浴室暖房乾燥機などの住宅設備機器に強みを持っています。

海外展開にも積極的で、高い技術力と品質を武器に、グローバルな市場で成長を続けている企業です。

マックス(6454)の所感

現状の配当利回りは決して高くないものの、直近3〜5年の増配率は20%超で、今後の増配を考えれば悪くない投資先でしょう。

営業利回りが15%ほどと収益性も高く、自己資本比率81.9%と超絶の財務を誇っています。

ちくわくん

暴落時には必ず仕込みたい銘柄の1つです。

マックス(6454)のスクリーニング評価
マックス(6454)の銘柄分析評価(ちくわストックのスクリーニング)

総合評価:74点(100点中)

>> マックス(6454)

システムリサーチ(3771)

システムリサーチ(3771)のロゴ
出典:https://www.sr-net.co.jp/
業種・セクター情報・通信業
株価1,536円(1/20終値)
予想配当利回り3.90%(1/20終値ベース)

株式会社システムリサーチ(証券コード: 3771)は、1981年設立の独立系システムインテグレーターで、本社は名古屋市にあります。

主に企業の基幹システム開発を手掛け、コンサルティングから保守・運用まで一貫したサービスを提供しています。

2024年12月には名古屋大学医学部附属病院との共同研究を開始し、生成AIを活用した医療現場の文書検索支援システム「デジクエリ」の開発に取り組んでいます。

システムリサーチ(3771)の所感

営業利益率は10%超あり、自己資本比率も65%と収益性も財務面もかなり良さげです。

これまで配当利回りは低かったんですが、今期の大増配の発表によって一時4.47%の利回りとなっていました。

▼大増配の詳細は以下にまとめています。

ちくわくん

現状は増配ニュースで絶賛株価が暴騰中なので、下がった時に仕込みたい銘柄です。

システムリサーチ(3771)のスクリーニング評価
システムリサーチ(3771)の銘柄分析評価(ちくわストックのスクリーニング)

総合評価:71点(100点中)

少し気になっている高配当株銘柄

続いては、上記の銘柄ほどではないものの少し気になっている高配当株銘柄をリストアップしていきます。

基本的には財務や収益面でしっかりしており、今後も減配せずに増配が期待できそうだと感じている企業をピックアップしています。

ここでは、業種・セクターごとにまとめていきます。

ちくわくん

リンクはIR Bankでの各企業の決算ページURLです!

サービス業

ユー・エス・エス(4732)
中古車オークション運営で国内最大手。営業利益率が50%超とバカ高い。

その他製品

TAKARA & COMPANY(7921)
企業のIR関連支援を主軸とする企業。財務健全で収益性も高い。

不動産

ヒューリック(3003)
東京23区を中心にオフィスビル開発・賃貸事業を展開する不動産会社。
収益性が高く、13年連続増配予定。

サンフロンティア不動産(8934)
東京都心部を中心に中規模オフィスビルの再生・バリューアップ事業を得意とする不動産会社。
自己資本比率が50%弱で若干物足りないが、収益性が高い。

平和不動産リート投資法人(8966)
主に東京都区部を中心とした中規模オフィスやレジデンスに投資する不動産投資信託。
11期連続増配。

保険業

東京海上HD(8766)
国内損害保険業界の最大手企業。高配当株投資家にも人気。

MS&ADインシュアランスグループHD(8725
三井住友海上とあいおいニッセイ同和損保を中核とする、国内損害保険業界で東京海上HDと並ぶ大手企業。
2025年度は前期90円から55円プラスの大増配を予定。

倉庫・運輸関連

上組(9364)
港湾運送事業で国内首位を誇る総合物流企業。
財務健全で、EPSの増加も順調。個人的に地元でよく見ていて馴染みのある会社。

化学

日産化学(4021)
農薬、医薬品原料、電子材料などを製造する化学メーカー。
財務健全で収益性も高く文句なし。

東亞合成(4045)
瞬間接着剤「アロンアルフア」で有名な総合化学メーカー。
財務盤石で、直近2年は大きく増配してきている。

リケンテクノス(4220)
1951年創業の機能性コンパウンド製品を主力とする化学メーカー。
突出して良いところもないが、悪いところもない感じ。

アイカ工業(4206)
建築用の化粧板や接着剤などを製造する化学メーカー。
収益と財務、配当面でバランスが良い。

積水化学工業(4204)
「住宅」「環境・ライフライン」「高機能プラスチックス」の3つのカンパニーから成る総合化学メーカー。
よく高配当株で話題に上がる銘柄。16年連続増配予定。

医薬品

ツムラ(4540)
医療用漢方製剤で国内シェア約8割を占める、漢方薬のリーディングカンパニー。
営業利益率が高く、漢方が使われる限り存続するであろう会社。

卸売業

SPK(7466)
自動車補修部品を主力とする専門商社。
ずっと一円ずつ増配だったのが、この4年ほどで大きく増配してきている。(3~10円程度)

情報・通信業

シイエム・シイ(2185)
名古屋市に本社を構えるマニュアル制作やマーケティング支援を主に行っている会社。
収益性、財務、株主還元のバランスが良い。

昭和システムエンジニアリング(4752)
金融業向けシステム開発に強みを持つシステムインテグレーター(SIer)。
収益性が高く財務健全でバランスが良い。

情報企画(3712)
銀行の融資支援システム「BankNeo」シリーズを主力とするソフトウェア開発会社。
営業利益率が40%弱と非常に高い。12年連続増配予定。

プロシップ(3763)
「ProPlus」ブランドの固定資産管理パッケージシステムで国内トップシェアを誇るソフトウェア開発会社。
営業利益率20%超で、通常配当は16年連続非減配。

金属製品

トーカロ(3433)
溶射技術で国内トップクラスの表面処理加工メーカー。
財務健全、収益性も高い。2020年に1度減配している。

マルゼン(5982)
業務用厨房機器の総合メーカーで、ガスレンジ、オーブン、フライヤーなど、幅広い製品を製造・販売。
営業利益率が10%未満と若干足りないが、財務はかなり健全。

電気機器

エレコム(6750)
パソコン・スマートフォン周辺機器の大手メーカー。
収益性も財務もよく、15年連続増配予定。

食料品

ニップン(2001)
製粉事業を中心に、パスタや冷凍食品など多彩な食品事業を展開。
16年以上連続の非減配。

日本たばこ産業(2914)
JTで知られる、国内外でたばこを製造販売している会社。
かなり人気の高配当株の1つ。

以上となります!

何か気になる銘柄は見つかりましたでしょうか?

ちくわくん

配当金生活に向けて頑張っていきましょう〜

編集履歴
  • 2025/01/17:記事を公開
  • 2025/01/21:システムリサーチ(3771)追加
  • 2025/01/22:ニップン(2001)とJT(2914)、平和不動産リート投資法人(8966)追加

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この記事を書いた人

サイドFIREを目指して、高配当株を独学で進める「ちくわ」です。
自身で学んだことや銘柄分析など高配当株投資に関わる内容を中心に備忘録も兼ねて発信していきます。

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