【ジンカブ流】投資先選びの4つの指標を徹底解説!

【ジンカブ流】投資先を選ぶ際の重要指標4つ

先日、いろいろなブログを見ていたところ、たまたま資産運用関連の記事を掲載されているブログ『ジンカブ〜配当金再投資〜おさいふプラス』(以下、ジンカブ)を見つけました。

そのブログ内の記事にて「投資先の選び方」があったので、そこで紹介されている銘柄選びの指標4つについてみていきたいと思います。

参考記事:貯金するより高配当銘柄に投資をする理由。割安高配当3銘柄とは。

この記事の目次

ジンカブの投資先選びの4指標

ジンカブさんでは、以下の4つは最低限投資先の判断時に確認されているようです。

投資先を選ぶ4指標
  • 配当+株主優待利回りの総合利回りが4%以上
  • PER×PBR=22.5以下
  • 営業キャッシュフローがプラス推移
  • 自己資本比率が50%以上かつ有利子負債が少なめ

それぞれ詳しく見ていきましょう。

投資先選びに使う指標①:
総合利回り4%以上

ジンカブさんでは、配当金と株主優待の利回りを合わせた総合利回りが4%以上であることを1つの目安とされているみたいです。

理由としては、「この数値が高い方が負けにくい」ということを、投資をしていく中で気づいたからだそうです。

ちくわの意見や感想

個人的には、配当利回りにフォーカスしたいなと思っています。

理由としては株主優待はその企業の製品が届くなど用途が限られている場合もあり、自分としてはその分を配当として出して欲しいという気持ちがあるためです。

また、昨今は海外投資家からの不評などもあり、廃止している企業も多いです。

なので、個人的には配当利回りが4%以上の銘柄が理想で、低くても3%以上の銘柄を選ぶようにしています。

投資先選びに使う指標②:
PER×PBR=22.5以下

PERとPBRを掛け合わせた指標は「ミックス係数」と呼ばれる割安指標の一つです。

この数値が22.5を下回ると割安と判断されています。

ジンカブさんでは、この指標を割安判断の指標とて活用しているみたいです。

ちくわの意見や感想

この指標は今まで知らず、こんな指標もあるのだと大変勉強になりました。

ただ、直近で取り上げた「ネットキャッシュ比率」のところで触れたポイントでもありますが、PBRは割安指標としてはそこまで信頼性が高いものではないと感じています。

ちくわくん

以前は自分もPBRを大いに活用していましたが…

詳しい理由は上記のリンクから記事を見てもらいたいですが、一言で言うとPBRは価値変動の大きい資産も含んでおり安定しないことがことが挙げられます。

なので、ミックス係数よりはネットキャッシュ比率を用いた方が個人的には良いと思っています。

ちくわくん

ネットキャッシュ比率だと、配当金の源泉となるキャッシュの多さも把握できますし。

投資先選びに使う指標
営業CFがプラス

会社が倒産しないためには、返済に充てるキャッシュをしっかりと保持しておく必要があります。

したがって、業績と合わせてキャッシュフローになります。

そのキャッシュを本業でどれくらい稼いでいるのかを示すのが営業キャッシュフローで、ジンカブさんでは、これを常に黒字にしておく必要があるとしています。

ちくわの意見や感想

これは全面的に賛成です。

キャッシュあってこその配当金でもあるので、それをしっかりと本業で稼いでもらわないと配当金がなくなる可能性は大きいでしょう。

過去何年ぐらいのスパンを見るかは人によって異なるかと思いますが、最低でも10年は黒字であることを私は1つの目安としています。

ちくわくん

営業キャッシュフローの重要性や注意点については、以下で詳しく解説しています。

>> 営業活動によるキャッシュフロー(営業CF)について

投資先選びに使う指標④:
自己資本比率が50%以上で有利子負債が少なめ

自己資本比率が高い銘柄は安心感が持て、先ほどのミックス係数が割安で、自己資本が高いとなお安心感が増すとのこと。

また有利子負債の少なさも減配リスクや財務健全性の面で、有効だとしています。

具体的なところでは、BPSの伸びや有利子負債が減少傾向であること、ROEとROAの比率が近いなどを良い傾向として見られているようです。

ちくわの意見や感想

この点についても賛成です。

自己資本比率が高いに越したことはなく、最低でも50%は欲しいといったところです。

また、有利子負債についても少ない方が良いですが、たとえあったとしても純有利子負債がマイナスであれば実質無借金になりますし、非常に良いと思います。

BPSの伸びや有利子負債が減少傾向であることも見ておいて損はないかと思いますが、個人的には流動比率や現金等の割合も見ておくべきかと思います。

具体的には先ほども述べたネットキャッシュ比率」がこの点を確認するには非常に有効かと思います。

まとめ:ジンカブの投資先選びの4指標について

投資先を選ぶ4指標
  • 配当+株主優待利回りの総合利回りが4%以上
  • PER×PBR=22.5以下
  • 営業キャッシュフローがプラス推移
  • 自己資本比率が50%以上かつ有利子負債が少なめ
ちくわストックのアレンジ
  • 配当利回りが4%以上(最低でも3%)
  • ミックス係数ではなくネットキャッシュ比率を割安指標とする
  • 営業キャッシュフローが最低でも過去10年間黒字
  • 自己資本比率が50%以上かつ有利子負債が少なめ

今回はジンカブさんの投資先選びの際に用いられている4つの指標についてお伝えし、私の見解も併せて述べさせていただきました。

他の投資家の方の判断基準などは大変勉強になります。

特に今回は「ミックス係数」という新たな指標も学べ、また見るところはある程度似ているなと感じました。

ただその指標をどのように判断するのかは各々で異なると思うので、この辺りはいろんな人の考えや自身の経験などから自身の判断基準を磨いていけたらなと思います。

皆さんはどのような指標を持って投資先を選ばれていますか?欠かせない指標などあれば、ぜひ教えてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

サイドFIREを目指して、高配当株を独学で進める「ちくわ」です。
自身で学んだことや銘柄分析など高配当株投資に関わる内容を中心に備忘録も兼ねて発信していきます。

コメント

コメントする

この記事の目次