今回は、私が保有している企業の中で11月15日に決算発表のあった会社の業績を簡単に確認していきたいと思います。
私のポートフォリオの銘柄については、以下で公開していますので、
気になる方はぜひご覧ください。
今回も前回に引き続き、1社だけなので少し丁寧にみていこうと思います。
アジア航測(9233)の決算
アジア航測は、航空測量や空間情報技術を活用し、国土保全や社会インフラの構築・管理を支援する会社です。
本日は、2024年度9月期の本決算を発表しています。
結果としては、増収増益となっています。これで12期連続増収、7期連続増益と過去から見ても絶好調な業績推移となっています。
具体的に見ていきましょう。
決算の概要
前期に比べて、売上高は8%増、営業利益と経常利益はそれぞれ3.8%と2.3%の増加、純利益は3%弱の増加となっています。
営業利益や経常利益が微増になっている要因としては、IT・DX投資や人材投資を積極的に進めたことによるものとしています。
将来の収益拡大のための準備を進めているみたいですね。
実際、P/Lを見ても人件費が前期に比べて4億円弱ほど増えていました。
そのほか諸々含め、販管費全体として9億円ほど前期と比べて増加しています。
セグメント別の業績
アジア航測は、空間情報コンサルタント事業の単一セグメントであるため、事業区分での区別となります。
事業区分は大きく2つで、社会インフラマネジメント事業も国土保全コンサルタント事業となっており、これらの売上高の増減はそれぞれ8.9%と6.5%増となっています。
事業区分ごとの利益の増減については、情報が見つかりませんでした。
配当金
配当金については、予定通り期末配当で37円となっており、年間配当としては中間配当の7円と合わせて合計44円となっています。
配当性向は42%となり、まだまだ余裕がある感じです。
ただ、配当権利落後に購入したので、今期は私は配当はもらえません…(涙)
今後の見通し
アジア航測の来期の業績見通しは以下のとおりです。
ご覧のように増収増益を見込んではいるものの、どれも微増予想となっています。
配当金については、据え置かれています。内訳としては、中間配当が15円、期末配当が29円の予想です。
その他、中期経営計画としては2026年までに売上高450億円以上、営業利益30億円以上、ROE9%以上の目標を掲げています。あと2年になりますが、これを達成できるのかどうかを注目していきたいと思います。
まとめ
今回は、航空測量大手のアジア航測の決算を確認してみました。
今期の通期決算でも増収増益となっており、順調に業績を伸ばしてきているみたいです。
来期も増収増益の予想ですが、しっかりと予想通りもしくはそれ以上の業績になるのか注視していきたいと思います。
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