今回は、私が保有している企業の中で11月13日に決算発表のあった会社の業績を簡単に確認していきたいと思います。
私のポートフォリオの銘柄については、以下で公開していますので、気になる方はぜひご覧ください。
SRAホールディングス(3817)
SRAホールディングスの中間決算は、あまり芳しくありません。
大まかな内容としては、増収減益となっており、経常利益の進捗率は42.7%と遅れをとっている状況です。
具体的な数値としては、以下のようになっています。
(単位:百万円) | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 |
---|---|---|---|---|
2025年3月期中間期 | 23,849(5.5%) | 3,615(10.6%) | 3,142(-31.8%) | 2,062(-28.5%) |
2024年3月期中間期 | 22,612(7.9%) | 3,270(17.5%) | 4,604(-8.3%) | 2,883(12.4%) |
ご覧のように、売上高と営業利益は前期比で増加しているものの、経常利益と純利益が大きくマイナスとなっています。
売上高の増加については、開発事業、運用・構築事業、販売事業の全セグメントにおいて増加し、また収益性の改善施策が功を奏して営業利益もプラスになりました。
一方、経常利益が大きくマイナスとなった主な要因は、為替差損によるものみたいです。前期の9月末時点では1ドル149.58円だったものが、今期では142.73円まで円高が進んだことが要因となっています。
アメリカの大統領がトランプさんに選出されたこともあり、直近のドル円は155円弱とかなり円安方向に進んでいます。
今後さらに円安が進めば、SRAホールディングスの業績にとってはかなりプラスとなりそうですね。
SRAホールディングスの為替感応度については、情報が見つからずどれくらいプラスになるかは、わかりませんでした。
配当金については、減益ながらもこれまでの予想である170円を維持しています。
個人的には、配当金を維持とのことなのでひとまず安心です。。。
下期の挽回に期待したいと思います。
参考元:SRAホールディングス中間決算短信、マネックス証券
TOYOTIRE(5105)
TOYO TIREの3Q決算は、かなり良い感じです。
3Qの概要としては、売上高が3Qとして過去最高、営業利益・経常利益も過去最高となっています。また、業績予想と配当予想も上方修正されています。
それに伴い、2024年度の業績予想も上方修正されました。
経常利益の進捗も94.9%となっており、かなり良い感じです!
営業利益の伸びが凄まじく、タイヤ部門では前年比48.9%増、自動車部品部門では2,819.6%増と大幅な増益となっています。具体的な要因としては、円安や付加価値商品の販売シフトによる収益性改善、値上げや製品・受注ミックスの改善が挙げられています。
業績予想の上方修正については、これまでの業績動向がかなり良好なこと、政策保有株の一部を売却する予定であることから実施したとのことです。営業利益については6%ほど、純利益については20%ほど上方修正されています。
配当金については、期末単体で55円予想だったものが60円に増配され、年間配当金が110円となりました。11月13日の終値ベースだと配当利回りは5%と高利回りになっています。
今期はかなり好業績になりそうなので、来期以降もこの調子で続いて欲しいものですね。
まとめ:好業績で増配嬉しい
今回は、私が保有しているSRAホールディングスとTOYO TIREの決算について簡単に確認しました。
SRAホールディングスは減益ながらも配当を維持してくれているので、助かりました。残りの半年で挽回して欲しい限りです。
TOYO TIREは業績が好調で、通期業績予想の上方修正と増配を実施してくれました。このまま続いてくれることを願うばかりです。
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